Québec
ホーム > 芸術と文化 > サーカスアート

サーカスアート

Québec(ケベック)のサーカスアーティストたちは、オリジナルで現代的なアプローチを生み出し、サーカスアートの世界的なレベルでの刷新に大きく貢献しました。その結果ケベックサーカスは、米国、アジア、オーストラリアからヨーロッパまでと、世界中のいたるところで輝きを放っています。

ケベックのサーカスアートの伝統は、1970年代に道端やナイトクラブで演技を見せていた一般の芸人達に根を発しています。1973年、大道芸人たちはQuébec初のサーカス組合ランファン・フォール(L’Enfant fort)を結成しますが、そこには、後にQuébecのサーカスの発展において重要な役割を担うことになるギィ・カロン(Guy Caron)が参加していました。この70年代には、特に道化性の強い世界を見せる一座が数多く誕生しています。例えば、現在カルボン14(Carbone 14)を率いるジル・マウ(Gilles Maheu)が共同創立したレ・ザンファン・ドゥ・パラディ(Les Enfants du Paradis)、ラ・べベル(La Bebelle)、現在も活動中のテアトル・ド・ローベルジーヌ(Théâtre de l’Aubergine)、ラ・ラタトゥイユ(La Ratatouille)、それにシャトゥイユ・エ・ショコラ(Chatouille et Chocolat)など、枚挙に暇がありません。

ジャン-ロック・アシャール(Jan-Rok Achard)が指揮をとった1981年のナショナル・サーカス・スクール École nationale de cirque en 1981, dirigée par Jan-Rok Achard et l’arrivée du Cirque du Soleil の創立と、ギィ・ラリベルテ(Guy Laliberté)を中心とした大道芸人により1984年に設立されたシルク・デュ・ソレイユ の登場は、サーカスアートという分野の発展に非常に魅力的な効果をもたらしました。今日、シルク・デュ・ソレイユは世界的なサーカスの代名詞となっています。この偉大な近代サーカスの再生者は、10億ドル近い年間収入を上げ、現在地球上で最も巨大なエンターテイメント企業のひとつになっています。

ケベックのサーカスアーティストは、フェスティバル、ツアーまたは常設公演を問わず、国際舞台において定期的に際立った活躍を見せています。特に世界の舞台で活躍を見せているグループの名前を挙げてみましょう :

  • シルク・エロワーズ Cirque Éloizeは2011年の秋に、パリのシャイヨ国立劇場(Théâtre National de Chaillot)で 創作作品「iD」を発表します。
  • 7本の指 les 7 doigts de la mainのショー「トレース (Traces)」はフランスで大成功を収め、近々ニューヨークで6ヶ月間の公演を行う予定です。また同カンパニーは、メキシコ、スペイン、スカンジナビアでも「プロジェ・フィボナッチ(Projet Fibonacci)」を上演しました。
  • 馬術ショーのカヴァリア Cavalia は、初演から6年経った今でもヨーロッパやアメリカ大陸の各都市で公演を続けており、その回数は1,500回以上に及んでいます。
  • シルク・デュ・ソレイユ Cirque du Soleilの国際的な成功は止まることを知りません。特にラスベガスでは、水のショーの「オー(O)」やアクロバットショーの「カー (Kà)」など、革新的なショーが成功を収めています。また、シルク・デュ・ソレイユは世界の大衆文化の象徴的な人物とサーカスを結び付け、ビートルズ、エルヴィス・プレスリー、マイケル・ジャクソンを主題にしたショーも制作しています。