数字で見るケベック文学
現在、約300あるケベックの出版社が、あらゆるジャンルを取り混ぜて毎年6,000にも及ぶタイトルの書籍を出版しています。それらの書籍は、40ほどの販売業者により約400軒の本屋に流通されています。Québec州で出版される本の売り上げは全体の約4割を占めています。
教科書の分野は、ケベックの専門技術が国際的なレベルで評価を受けているカテゴリーのひとつであり、ケベックの出版社が過半数を占めています。また、辞書や百科事典、実用書などの専門的なカテゴリーにおいても、ケベックのコンセプトが世界的で大きな成功を収めています。
Québec 州のプロの作家数はおよそ1,500人、業界全体の雇用者数は合計で10,000人、年間総売上高は約8億ドルに達します。ケベックの120の出版社がケベック文化産業促進公社SODECの様々なプログラムに登録しています。ケベックの出版社が、カナダ連邦に属する機関や省庁から割り当てられる予算の半分近くを受け取っていることからも、その活力の大きさが伺えます。
ケベックの書籍分野はブックフェアの重要性でも際立っています。作家と読者の主な交流の場として人気の高いイベントで、州内のいろいろなところで開催されています。Québec州では、Montréal(モンレアル)、Québec、Outaouais(ウタウエ)、Trois-Rivières(トロワ・リヴィエール)、Côte-Nord(コート・ノール)、Abitibi-Témiscamingue(アビチビ・テミスカマング)、Saguenay-Lac-Saint-Jean(サグネイ・ラック・サン・ジャン)、Estrie(エストリー)そしてRimouski(リムスキー)の9つの地域のブックフェアがあります。
ケベックの出版社で作られている様々な団体もあり、その最も代表的なものが ケベック出版社協会 Association nationale des éditeurs de livres です。同様に作家たちによって結成されている団体の代表格に、ケベック作家組合 Union des écrivaines et des écrivains québécois があります。