持続可能な開発
持続可能な開発のコンセプトは、分離不能な3つの関連した領域で説明することができます:
- 元のままの環境状態の保全 :人類共同体の健康と安全を守り、生命を維持する生態系を保護するため。
- 社会均衡の保障 :全人類の大きな成長と共同体の飛躍、そして多様性の尊重を可能にするため。
- 経済効率の追求 :環境保護の面でも社会的な面でも責任を負う、革新的で繁栄した経済を作り出すため。
課題
持続可能な開発を進めるためには、行動することによって生活環境やスタイル、または生活レベルにおいて得られる恩恵とそれによる影響との間に、バランスを作り出しそれを維持することが大切です。持続可能な開発の課題は、利害関係にあるパートナー達が、このために合意の上で調和の取れた方法で行動することができるかということです。
持続可能な開発に関するQuébec(ケベック)州の法律
2006年4月の州議会で満場一致で採択された「持続可能な開発に関する法律」により、Québec州は、この分野の法律を備えた世界最初の7政府のひとつになりました。この法律は、持続可能な開発を次のように定義しています:《未来の世代に負担を残さないようにしながら、現在のニーズに応える開発。持続可能な開発は、開発活動の環境・社会・経済的な側面の分離不能な性質を考慮にいれた、長期展望 に基づいている》
2008-2013年の持続可能な開発に関する行政戦略
「2008-2013年の持続可能な開発に関する行政戦略」は、法律の施行計画です。今後、政府の政策・プログラム・行動を必然的に登録しなくてはならない基準となる枠組み を形成しました。
この戦略と、特にその実施を可能にする「持続可能な開発に関する行動計画」により、Québec州はこの分野で最も進歩的で責任感のある州のひとつに位置づけられています。事実、持続可能な開発に関する国家戦略を備えている国や州は80以上もあるものの、内閣や関連諸機関に実際に行動を起こすことを求めた政府は、Québec州の他にわずか2つしかありません。