Québec

政治・司法制度

ケベック民主主義は、立法権(法と規則)、行政権(政府)、司法権(裁判所)という、3つの主要な柱に支えられています。

政治制度


州議会で行使される立法権は、125の選挙区から普通選挙で選ばれた125名の議員で構成されています。立法権の役割は法律の制定です。州議会に提出された計画は討論にかけられ、しばしば各種立法委員会において検討されます。

これらの法律を施行するのが、政府とも呼ばれる行政権の仕事です。政府は閣議によって営まれています。首相には有権者が最も多く議員を選出した党の党首が選ばれ、副総督により正式に任命されます。選挙は最低でも5年に1度実施されます。

2008年12月に実施された総選挙により、現在は下記の4政党が州議会を代表しています:

  • ケベック自由党。党首は首相を務めるジャン・シャレ。議員数65名。
  • ケベック党。党首ポーリーヌ・マロワ率いる野党第一党。議員数46名。
  • ケベック民主行動党。議員数4名。
  • ケベック連帯党。議員数1名。

司法制度

Québec(ケベック)州の司法制度は、イギリスとフランスの両方のシステムから影響を受けており、コモン・ローと民法の主だった点が軸となり融合しています。

司法制度を構築している様々な裁判所は、事件の性質・地理的状況・訴訟額により、法律によってその管轄が定められています。

ケベック州裁判所

ケベック州裁判所は第一審の審議を行う法廷で、管轄は民事、刑事・懲罰関連、および青少年が関わっている事件です。また、法律で定められているケースについては、行政事件や控訴に関する法廷も開かれます。

高等裁判所

高等裁判所の管轄は、訴訟額が最低70,000ドル以上の事項です。離婚、扶養手当、子供の親権など、家庭問題に関する訴訟ケースを専門に扱っています。また、集団訴訟や遺言書の確認などに関する依頼も取り扱っています。

刑事事件に関していえば、最高裁判所は、殺人や詐欺などの犯罪行為に関わる事件について第一審を傍聴できる唯一の機関です。これらのケースは自動的に陪審員の前で審議が行われます。

控訴院

州の最高機関である裁判所で、民事・刑事を問わず、下された裁定に対する控訴を取り上げます。

カナダ最高裁判所

最高裁判所は国の最高機関であり、刑事・民事・立憲に関する事件の最終上訴に対する裁定を下します。

さらに詳しい情報については、司法省 ministère de la Justice のサイトをご覧下さい。